会社という集団生活においてはすべての人が好い人というわけにはいきません。当然、自分に合う人、合わない人、嫌いな人、怖い人など自分にとってマイナスファクターを持った人は多くいます。まず、そういった自分が苦手意識を持った人とのかかわり方で大事なポイントが5つあります。
関わり方のポイント
です。
ひとつずつ見ていきましょう。
①「判断しない」
自分が苦手意識を持っている人でも、人間である以上違う角度でみると全然違う人となります。
例として怒りっぽい上司で仕事はできるのですが、その分相手に求めることも多いタイプの人のメリットとデメリットを見てみましょう。
【メリット】
などがあるでしょう。
つぎはデメリットを見てみましょう。
【デメリット】
などがあります。
人とは多面的で、複雑なものです。
昨日まで好きだった人が、今日は嫌い。
昨日まであんなに嫌な奴だと思っていたのが、意外な一面を見て好意をもつ。
など、その人の事実に変化はないのですが、要はその相手をどの角度で見るかによって、私たちの好き嫌いは決定します。
他者への評価などそういったあやふやなものであることを覚えておきましょう。
その都度、好き、嫌いを判断していては、非常にエネルギーを使ってしまいます。
無駄な「判断」はできるだけ行わず、できるだけ、その事柄の内容のみに目を向けましょう。
②過去は忘れる
嫌なことがあった経験がある場合は、その人に対してマイナスのイメージをついもってしまいがちになります。
しかし、会社生活は長く続きます。それこそ、20年、30年と生活していく上で、他人からされた嫌なことにいつまでも腹を立てていてもメリットがありません。
もしかしたら、嫌なことをしてしまった人も非常に後悔しているのかもしれません。
嫌なことをされた時に「怒らない」という事はなかなか難しいですが、その怒りに囚われ続けては、本来得られる、多くのメリットに目が向けられません。
問題は、今まで、失ったものより、これから得られるメリットであることに意識を向けましょう。
③初期化
これは、こちらが怒りやマイナスのイメージを持って相手に接してしまうと、
相手もそれを感じ取ってしまいます。
自分では、普通に接しているつもりでも、相手からみたら、いきなりケンカ腰のように見えてしまっているとどうやっても仲良くなることはむずかしいです。
苦手な相手と接するときは、今までのイメージを初期化させて接してみましょう。
相手の以外な一面が見えてくるかもしれません。
④相互理解
私たちは相手を嫌うために接しているわけではありません。それは相手も同じです。
会社生活で相手をやっつけてもなにもメリットはありません。
相手がいるからこそのコミュニケーションです。
その最大の目的は「相互理解」であることをイメージしましょう。
同じ会社にいる時点で、本来敵ではありません。
相手を理解し、相手に理解してもらえれば、おのずとマイナスのイメージもなくなってくるでしょう。
⑤ルール化
相手の先入観をなくし、相互理解を得たとしても、それでも、常に多くの仕事を処理している会社では、常にこういう付き合い方をすればOKという、不変の答えはありません。
やはり、人間関係を続けるうえで、最も大切なことは自分を大切にするという事です。
といった簡単なルールを作り、それを守るだけでOKとしましょう。
まとめ
自分に合う人、合わない人、嫌いな人、怖い人など自分にとってマイナスファクターを持った人は多くいます。まず、そういった自分が苦手意識を持った人とのかかわり方で大事なポイントを解説していきました。
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