【水質有害物質特論】各有害物質の定量分析方法をまとめてみた！

 
公害防止管理者試験の難関科目である水質有害物質特論。

その中でも、測定技術の分野の内容を全て覚えるのはなかなか難しいです。

そこで、今回は、測定方法の詳細は別として、各有害物質における測定方法をまとめてみました。

では行きます。

●カドミウム

・フレーム原子吸光法

・電気加熱原子吸光法

・ICP発光分光分析法

・ICP質量分析法

●鉛

・フレーム原子吸光法

・電気加熱原子吸光法

・ICP発光分光分析法

・ICP質量分析法

●クロムⅥ

・ジフェニルカルバジド吸光光度法

・フレーム原子吸光法

・電気加熱原子吸光法

・ICP発光分光分析法

・ICP質量分析法

●ひ素

・ジエチルジチオカルバミド酸銀吸光光度法

・水素化物発生原子吸光法

・水素化物発生ICP発光分光分析法

・ICP質量分析法

●セレン

・水素化物発生原子吸光法

・水素化物発生ICP発光分光分析法

・3，3ジアミノベンジジン吸光光度法

・ICP質量分析法

●総水銀

・還元気化原子吸光法

・加熱気化原子吸光法

●アルキル水銀

・ガスクロマトグラフ法

・薄層クロマトグラフ法

●ほう素

・メチレンブルー吸光光度法

・アゾメチンH吸光光度法

・ICP発光分光分析法

・ICP質量分析法

●ふっ素

・ランタン-アリザリンコンプレキソン吸光光度法

・イオン電極法

・イオンクロマトグラフ法

●シアン

・ピリジン-ピラゾロン吸光光度法

●アンモニア

・インドフェノール青吸光光度法

・中和滴定法

・イオンクロマトグラフ法

●亜硝酸

・ナフチルエチレンジアミン吸光光度法

・イオンクロマトグラフ法

●硝酸

・イオンクロマトグラフ法

・インドフェノール青吸光光度法

・ナフチルエチレンジアミン吸光光度法

●有機りん

・ガスクロマトグラフ法

・ナフチルエチレンジアミン吸光光度法

・ｐ―ニトロフェノール吸光光度法

●チウラム

・液体クロマトグラフ法

●シマジン・チオベンカルブ

・ガスクロマトグラフ質量分析法

・ガスクロマトグラフ法

●ポリ塩化ビフェニル（PCB）

・ガスクロマトグラフ法

・ガスクロマトグラフ質量分析法

●ベンゼン

・パージトラップガスクロマトグラフ法

・ヘッドスペースガスクロマトグラフ法

・溶媒抽出ガスクロマトグラフ法

●まとめ

公害防止管理者の水質有害物質特論では、出題内容が処理技術と測定技術の2分野に分けられます。

その中でも、処理技術の方が、出題頻度が高く、私が過去の問題を解くにあたり、１５問中9問～10問近くは処理技術の分野から出題されます。

その上、処理技術の方が、内容が覚えやすく、測定技術の方は難しく感じます。

有害物質特論を受験するという事は、第一種か第二種水質関係公害防止管理者を目指していることでしょうから、

水質有害物質特論以外にも後4科目以上の受験科目があるかもしれません。

なので、水質有害物質特論は確かに、覚える量が半端ないですが、

この分野ばかりに時間をとられてはいけないです。

水質有害物質特論においては、処理技術をメインに勉強して、測定技術は最悪、測定の種類を覚えておくだけでも、対応できるでしょう。

ここに記載した有害物質と測定方法を覚えておけば、とりあえず、網羅しています。

時間がある人は、各有害物質の詳細も勉強してみてください。