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2022年度第1種水質関係公害防止管理者を取得して感じたこと【資格試験】

公害防止管理者

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水質関係公害防止管理者のタイトル

2022年度の公害防止管理者試験の結果

2022年度の大気関係、水質関係公害防止管理者試験の結果は以下のとおりでした。 

2022年度の公害防止管理者試験の結果

一番合格率が低かったのは、水質関係第2種で13.5%

一番合格率が高かったのは、水質関係第3種で31.3%

となっています。

水質2種の合格率13.5%というのは近年でも、かなり低く数字で、水質3種との差が大きいことから、2022年は「水質有害物質特論」が、難化した年といえるでしょう。

僕も、今年は、水質有害物質特論を受験して、水質1種を取得しました。

試験内容では、3問程、あと1年勉強しても解けなかったという難問が出題されました。

公害防止管理者試験は、各科目6割正解すれば合格できます。

しかし、出題される問題数が少ないので、「捨て問」が少なく、水質有害物質特論でいうと、15問中、9問正解しないといけません

6問しか間違えられないなか、いきなり3問わからないというのは、キツかったです。

〇年齢層

公害防止管理者の受験者データをみると、30代が最も多い結果となっています。

ですが、受験したときに教室をみまわすと、40代が多いかなと感じていたのですが、僕が受けた教室だけだったのでしょうか。

男性と女性の割合でいったら、圧倒的に男性が多いです。女性も最近はそこそこいますが、

やはり、工業系の資格は男性の人気が高いのでしょう。

〇受験した動機

水質関係第1種公害防止管理者を受験した動機は、会社で取得するように言われたからです。

この動機が一番多いのではないでしょうか。

私が勤める工場は、特定工場ではないので、公害防止管理者は不要なのですが、比較的規模の大きな工場なので、公害防止組織を作り、市へも届け出ています。

僕も、公害防止管理者として選任されています。

〇勉強について

僕は、いきなり水質1種を受験せずに、初年度は水質関係第3種公害防止管理者を受験しました。そして、翌年(2022年)に1種を受験し、合格しました。

バックグラウンドとしては、甲種危険物と大気関係第1種公害防止管理者をもっています。

会社は、9時から17時の勤務で、残業はほとんどなし、土日休みの公休出勤はありません。

水質3種を受験した時の一日の勉強時間は、平日1.5時間です。

子供がいるので、土日はほとんど勉強せずに、約6か月程です。

 

1.5時間×20日×6 180時間

 

といったところです。

 

水質1種は、水質有害物質特論のもの受験でした。

やはり、準備期間は半年程で、平日1時間程で、土日は勉強せず、5か月といったところです。

 

1.0×20×5 100時間

 

正直、やりすぎた感はありました。

2022年に、ブログを開設し、有害物質特論の勉強の記事をアップすることが多かったです。その時間も勉強として含んでいます。

〇取得して会社へ提出した後の待遇

水質関係第1種公害防止管理者を取得して、会社へ提出しましたが、資格手当などはありませんでした。

受験費用のみを請求したのですが、現在も承認はいただけておりません。

会社で資格を取得するということはこういった側面もあります。

一言でいうと「おもしろくない人が一定数いる」ということです。

たしかに、会社に取得するように言われたのですが、直属の上司に関しては、それが嫌なのでしょう。

個人の感情としては分からないでもないです。

自分が取得できない資格を部下がとってきたら・・・

上司も人間です。

皆が皆、応援してくれる上司とは限りません。

中には、いや、多くの上司が、部下の成長に関してはネガティブな感情を抱く人が多いです。

僕も、いろいろな資格を取得してきましたが、全てを会社には申告していません。

あくまで、業務命令が出た場合のみ、申告しています。

公害防止管理者は必置資格です。

資格取得者がいなければ、工場の運営ができません。

しかし、そのようなことは、経営者クラス以外の人間からするとどうでもよいことです。

自身のポジションを守ることが最優先です。

理不尽だと思いますが、これも現実です。

〇資格の勉強に関して

Twitterでみると、多くの人が資格試験の勉強を頑張っています。

・朝の4時頃から勉強している人

・会社の駐車場で勉強している人

などすごく頑張っている人がいることを知ることができました。

しかし、そのような人は、会社員の全体の何割なのでしょう。

数パーセントでしょう。

大多数の人が、勉強などしないのです。

そして、出世し、上司になっていくのです。

そのようにして、出世した人からすると、勉強する部下は脅威です。

なんとしても、たたいておかないと、後々、自分の立場が危ういと感じるでしょう。

僕が、資格試験の勉強をして、痛感したことは、

・会社員が勉強する場合は、根回しが大切

ということです。

これは、資格に合格するよりも、難しいことかもしれません。

上司も勉強するタイプならいいですが、そうでない場合は、そこに注力しないととんでもない目に合う場合があります。

日本は良くも、悪くも村社会です。

どれほど、“良い” 行いでも、少数派であれば、たたかれる傾向があります。

〇公害防止管理者の評価

僕は、大気関係第1種公害防止管理者と、今回、水質関係第1種公害防止管理者をもっています。

この資格を取得して、感じた評価としては、

・難関資格ではある

・独立できるほどの力はない

・転職でも、全面に押し出すほどではない

・もっていると、環境、分析の知識はあると評価される

といったところです。

あくまで、個人の感じた感想です。

〇公害防止管理者を取得してよかったか?

僕は、公害防止管理者を取得してよかったと思います。

会社での評価は別として、環境に関しての知識はつきましたし、

甲種危険物→公害防止管理者とステップアップすることで、

勉強に関しても自身を持つことができました。

資格の評価は、その人の置かれている環境に依存します。

化学系の学部を卒業して、分析系、設備系の企業に就職した人はぜひ、受験することをお勧めします。

第一種水質関係公害防止管理者の合格証

〇勉強した本

僕は公害防止管理者の勉強をするときは、超速マスターを買って勉強しています。
公害防止管理者の勉強は範囲が広く、覚えることが膨大なので、必要なことをコンパクトにまとめてくれているので助かります。
電話帳は大きすぎて持ち運べないし、科目別問題集も全科目持ち歩くには不便です。
超速マスターは一冊にまとめられているので、いつもカバンの中に入れていました。
おススメです。


koneka1208

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