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右クリックが突然できなくなった時の対応を徹底解説【エクセルのバグの治し方】

エクセル・スプレッドシート

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バグの画像

この記事では「右クリックが急に出来なくなった時はどうしたらいいのか」について解説していきます。 
エクセルのファイルはたまにバグが生じて壊れてしまうことがあります。
エクセルファイルにバグが生じてしまう原因としては、
原因
・VBAのループ処理で強制終了させたとき
・大型アップデートがあったとき
・重いエクセルの処理をしてフリーズしてしまったとき
などがあげられます。

右クリックが急に出来なくなった原因と対策としては、 

原因と対策

原因①:エクセルファイルのバグ

対策①:ファイルの修復

原因②:エクセルの設定ファイルのバグ

対策②:設定ファイルの初期化

原因③:VBAのマクロで非表示にされている。

対策③:マクロで再表示

があります。

一番可能性が高いのが②の「エクセルの設定ファイルにバグ」ですが、

これを改善させるには、エクセルの設定ファイルの「初期化」を行います。

初期化を行うと、いままでに自分でカスタムした「リボン」や「クイックアクセスツールバー」などの設定も初期化されてしまうので、注意が必要です。 

マクロは「再表示」のコードを入力して、実行すれば解除されるので、後述するVBAのコードを確認してみましょう。 

それでは①から対策を行っていきましょう。 

①エクセルファイルにバグが生じている時の対応

まず、初めに「リボン」にある「ファイル」を選択して下さい。

「リボン」にある「ファイル」を選択

 スタートメニューの中から「開く」→「このPC」の順に選択していきます。 

「開く」→「このPC」の順に選択

ダイアログが開くので、修復したいファイルを選択し、右下にある矢印をクリックします。

選択メニューが表示されるので、その中から、

「開いて修復する」を選びます。 

「開いて修復する」を選ぶ

 確認ダイアログが表示されるので、「修復」を選択しましょう!

「修復」を選択

 ファイルが修復されてるので、「閉じる」をクリックします。

「閉じる」をクリック

これで、ファイルが修復されたので、エクセルファイルじたいのバグの場合はこれでOKです。

右クリックできるようになったか確認してください。

まだ、右クリックができなければ、②のエクセルの設定ファイルの初期化を行いましょう。  

②エクセルの設定ファイルにバグが生じている時の対応

 ①で改善されなかった場合は、「エクセルの設定ファイルをリセット」するのを試してみましょう。

後述するVBAのコードを試してみるのもいいですが、

意図的に、「右クリックできなくする」というのも考えられにくいです。

設定ファイルにバグが生じている可能性の方が高いので、確認していきましょう。

まず、設定ファイルは「隠しファイル」になっています。

適当なフォルダー(なんでもいいです)を開いて、「表示」→「隠しファイル」選択して、チェックを入れてください。

これで、隠しファイルを表示させることができます。

隠しファイルを表示させる

設定ファイルは

Cドライブの中にあります。

「Cドライブ」→「ユーザーズ」→「ユーザー」→「 AppData」 →「Roaming」「Microsoft」→「Excel

と順に開いていきましょう。

非常に長く、途中で迷ってしまうかもしれませんが、一つずつ開いていけば必ずありので、がんばりましょう。

まずは「スタート」から「PC」を選択します。

「スタート」から「PC」を選択
 
Cドライブを選択します。

次に、

選択順序

・「ユーザーズ」もしくは「Users

・「〇〇(これは自分のユーザー名です)」

・「AppData

・「Roaming

・「Microsoft

・「Excel

の順にフォルダーを選択していきます。

Cドライブを選択

 最後の「エクセル」フォルダーにある

Excel〇〇.xlb」というフォルダーを削除します。

「設定ファイル」を削除すると、自分でカスタムした設定まで初期化してしまうので、注意してください。

「Excel〇〇.xlb」というフォルダーを削除

これで、次回エクセルを開いたときに、新たに設定フォルダーが自動で作成されて、

リセットされます。右クリックができるか確認してみてください。 

③マクロで意図的に非表示にされている。

①、②でも改善されなかった場合は、VBAで右クリックが非表示にされている場合があります。

意図的に、右クリックをさせないようにすることは考えられにくいですが、VBAで何かの処理をしようとしたときに誤って非表示にしてしまっていることがあるかもしれません。

 リボンの「開発」→「Visual Basic」を選択してVBEを起動させてください。

(VBEはVBAのコードを書くためのワークスペースで、そこにVBAでプログラムを記述するとマクロをつくることができます。)

ちなみに、「Ctrl + F11」のショートカットキーを押しても、VBEを起動させることができます。

そこの「標準モジュール」に下記のコードを入力してください。

VBAのコード

 Sub 右クリック再表示()

 Application.CommandBars(“Row”).Enabled = true

Application.CommandBars(“Column”).Enabled = true

Application.CommandBars(“Cell”).Enabled = true

 End Sub 


VBEを起動

コードの中身を解説すると、

Application.CommandBars」 が 右クリックの名前です。

「(〇〇)」が どのタイミングで表示される右クリックかです。

Enabled = true」が 表示せよ

という意味です。 

コードの解説

Application.CommandBars(“Row”).Enabled = true

・行を選択した時の右クリックを表示せよ

Application.CommandBars(“Column”).Enabled = true

・列を選択した時の右クリックを表示せよ

・Application.CommandBars(“Cell”).Enabled = true

セルを表示したときの右クリックを表示せよ

 というコードになっています。 

 コードを標準モジュールに入力できたら、

上にある「実行」タブをクリックし、「Sub /ユーザーフォームの実行」をクリックしマクロを起動させます。

Sub /ユーザーフォームの実行
 

このマクロは一度、起動させると、エクセルを閉じても、パソコンを再起動させても効果が続きます。 

右クリックは表示されましたか?

 最後に参考として、右クリックを「非表示」にするコードも記載しています。 

VBAのコード

Sub 右クリック非表示()

 Application.CommandBars(“Row”).Enabled = False

Application.CommandBars(“Column”).Enabled = False

Application.CommandBars(“Cell”).Enabled = False

 End Sub

 です。

再表示のコードの

True」の部分を「False」に変えただけで非表示のコードになります。

エクセルは便利なアプリケーションです。

なのでバグで使えなくなってしまうと非常に困ります。

他にも「突然リボンが表示されなくなった時の対策」も解説していますので、あわせて確認してみてください。

 バグの改善方法を理解して、どんどん業務の効率化を行っていきましょう。

koneka1208

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エクセル好きの窓際会社員です。 エクセルの操作法や日々の会社で得た知見などを発信していきます。 よろしくお願いします。

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