この記事ではエクセルを使っていて「なぜか消せない線や、たくさんの図(オートシェイプ)を一括で選択、削除するテクニック」と「印刷時に特定の図(メモ)を非表示にして印刷するテクニック」を解説します。
この記事を読むと以下のことができるようになります。
まずは不要な図を一括で削除する方法から解説していきます。
【エクセル】消えない線や不要な図を一括で削除するテクニック【図:オートシェイプ一括削除】
会社でエクセルを使っていると、以前に作ったエクセルファイルを併用して使用することがよくあります。その時に、エクセルファイル上でどうやっても消せない線や、大量の図が挿入されていて、消すのに「ひたすらDeleteキーを押し続ける」という作業をしている方がいます。その場合はエクセルの「検索と選択」機能を使いましょう。
使い方は以下になります。
①「検索と選択」を選択
エクセルで不要な図を選択したいときはリボンの「ホーム」にある「検索と選択」を使用します。
②範囲選択
消したい図がある範囲をマウスでドラッグして選択します。
③Deleteキーを押す
範囲に入っているすべての図が選択されるのでここでDeleteを押すと選択したすべての図を削除することができます。
④結果の確認
すべての図が削除ました。
⑤「オブジェクトの選択」の解除
すべての図が削除されたのですが、現在も「オブジェクトの選択」機能が灰色に色がついていて有効になっています。
このままではセル入力ができないので、再度「検索と機能」から「オブジェクトの選択」をクリックします。
これで「オブジェクトの選択」が解除されて、通常の状態になりました。
【エクセル】図は消したくないけど一時的に表示にしたいテクニック【図:】
エクセルで図は消したくないし、移動もさせたくなのだけれども、操
作するのにジャマなので一時的に非表示にしたい場合も「検索と選択」を使うといいです。
①「検索と選択」を選択
図を選択したいときは「オブジェクトの選択」を使いましたが、今回は、「オブジェクトの選択と表示」をクリックしましょう。
②選択メニューの設定
図の名前の一覧が表示されるので、その中から、非表示にしたい図を選択し、となりの「目」のマークをクリックすると非表示になります。
図の名前を選択すると実際の図も選択されるので、それでどの図を選択しているかわかります。
③結果の確認
サンプルの三段に設置した、一番下の図が非表示になりました。
もう一度、表示させたい場合は、先ほどの「目」のマークを再度クリックすると、再表示させることができます。
【エクセル】印刷時に図を非表示するテクニック【図:印刷したくない】
エクセルで特定の図(メモとか)を印刷時には非表示にしたい場合があります。
①印刷プレビューで確認
印刷プレビューで確認すると全ての図が印刷されます。
②サイズとプロパティ
印刷したくない図を選択し、右クリックし、「サイズとプロパティ」を選択します。
③図形の書式設定
「図形の書式設定」で「オブジェクトを印刷する」のチェックを外します。
④結果の確認
選択した図が印刷時には非表示になったことが確認できました。
まとめ 図の一括削除・非表示・印刷時の非表示
図を一括削除する場合には、「検索と選択」機能をつかうといいです。
削除する場合には:オブジェクトの選択
非表示にするには:オブジェクトの選択と表示
を使います。
印刷時に図を非表示にしたい場合は「サイズとプロパティ」で「オブジェクトを印刷する」のチェックを外すと印刷時には非表示になります。
以上、図(オートシェイプ)の効率的な扱い方でした。
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