ではいきます!!
●VBAエキスパートとは
「VBAエキスパート」とは、Microsoft
Officeアプリケーション(エクセルやアクセス等)に搭載されているプログラミング言語であるVBAのスキルを認定する資格制度です。
株式会社オデッセイコミュニケーションズが実施しています。
受験料は初受験で13,200円です。
試験はCBT方式で行われ、結果は即日でます。
合格範囲は1000点満点中650点以上とされています。
●受験理由
私は普段から仕事でエクセルをよく使用しており、その経験を何か形にできないかと考えました。
正直、仕事を辞めようかどうかと悩んでいた時期でもあります。
転職する際に、履歴書に「エクセル出来ます」と書いても信憑性が無いように思えて、
はじめはエクセルの資格の代表格である「MOS」を受験しようかと思いました。
しかし、MOSはエクセルのバージョンに依存していて、仮にMOS 2007を合格しても、
今後、エクセルのバージョンが変われば、あまりプラスにならないと考え、その当時、ちょこちょこと使っていたVBAの資格を取得することにしました。
VBAの方が、バージョンに依存せず、もし、転職で履歴書に書いたとしても、マクロが作れるのだから、エクセル上級者と思ってもらえそうと考えました。
その結果、VBAエキスパートのExcelベーシックを2013年に受験して合格。
同じく2013年にExcelスタンダードも受験し、合格しました。
●勉強時間
私の場合、VBAエキスパートのExcelベーシックを受験するにあたっての準備期間は1か月で、勉強時間は約20時間程でした。
週5時間として、4週間で20時間です。
もともと、私は会社の仕事でVBAを使ってマクロを作ったりしていたので、ゼロからのスタートではありませんでした。
この試験を受験する人は、私のように、会社ではVBAを使ってマクロを組んだことがあるという人が多いでしょう。
しかし、デバックやモジュール、プロシージャ、VBAの概念といった、自分で使うマクロを作る分には余り意識しない分野も出題範囲となるので、十分に準備をすることをおススメします。
受験料がかなり高額なので、2度、3度受けることは出来るだけ避けたいですしね。
●勉強方法
試験の出題範囲はオデッセイコミュニケーションズのホームページにも記載されており、
大まかにいうと以下の内容になります。
①
概念
②
マクロの記録について
③
モジュールとプロシージャについて
④
構文
⑤
変数について
⑥
セルの操作
⑦
ステートメント
⑧
ブックの須佐
⑨
マクロの実行について
これらの内容を網羅した公式テキストが販売されているので、その公式テキストを購入して勉強しました。(画像のテキストは古いバージョンです)
正直、公式テキストを使うのが合格の一番の近道です。
公式テキストには付録として、模擬問題がついています。
勉強法としては、公式テキストを読んで、付録の模擬問題を解くのが一番です。
内容としては、それほど難しくないのですが、「問題のクセ」があるので、公式テキストを読んで、模擬問題を5回ぐらい解いて、「問題のクセ」に慣れておくと十分合格圏内には入ります。
それでも、心配な人は、ネット上に模擬問題集が販売されているので購入を考えてもよいかもしれません。
●受験のメリット
会社でマクロを組んでいる人であれば、ベーシックはそれほど難しくはないかもしれません。
しかし、私が実際に受験してみて、VBAの概念、デバックの処理、イミディエイトウィンドウなどについては、普段マクロを作る際に、あまり学習する機会は少ない分野を体系だって学べたのはよかったと感じました。
正直、会社でマクロを使って、自分のポチポチ業務を自動化させる程度であればベーシックの内容でも十分です。
しかし、転職で履歴書に書くのであれば、やはりもう一つ上のスタンダードを取ったほうがよいでしょう。
もちろん、履歴書にも書けますし、能力の証明にはなります。
しかし、VBAエキスパートのエクセルベーシックを持っているから採用とまではいかないです。
それに、ベーシックに合格すると、やはりスタンダードも欲しくなってしまいます。
●まとめ
私がVBAエキスパートのエクセルベーシックを受験した結果
・勉強時間は約20時間
・勉強は、公式テキストを購入するのが近道
・模擬問題を解いて、問題のクセをつかんでおくべき。
・体系だった勉強ができるので能力は付く。
・受験料は高い。
・転職の武器として使うのであれば、スタンダードを取得した方がよい。
といった結果でした。
しかし、VBAを使ってマクロまで組める人って以外と少ないので、
私の独断と偏見でいうと、MOSを取得するなら、もう少し頑張ってこちらの
VBAエキスパートを取得する方をおススメします。
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