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エクセルで特定の値以上を自動色付けするテクニックを徹底解説!【条件付き書式:解除】

エクセル・スプレッドシート

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この記事では「エクセルの表で特定の値以上に色を付けて識別したい時の方法、解除の方法」について解説していきます。

 特定の値以上に色を付ける方法は以下の3通りあります。

メソッド

①条件付き書式を設定

②セルの書式設定のユーザー定義で設定

③便利マクロ

 サンプルを見ながら一緒に設定、解除していきましょう!

 表の特定の値以上の色を自動で変えたい(解除も)【条件付き書式の設定】

条件付き書式を設定&解除するには以下の

説明項目

①条件付き書式をクリック

②新しいルールの条件を設定

③セルの書式を設定

④設定の完了

⑤結果の確認

⑥条件付き書式の解除

⑦解除の確認

7項目で解説していきます。

 ①条件付き書式をクリック

リボンの「ホーム」から「条件付き書式」をクリックし、選択メニューから「新しいルール」を選択します。

 ②新しいルールの条件を設定

「新しいルール」の設定メニューが表示されるので、「指定の値を含むセルの書式設定」、

「セルの値」、「次の値以上」、「〇〇(今回は1500)」と設定し、「書式」をクリックしましょう。

 ③セルの書式を設定

「セルの書式設定」で表示したい設定を行います。

今回は1500以上の値を赤色にしたいので、「色」を赤にして「OK」をクリックします。


 ④設定の完了

すべての設定が完了したので「OK」を押しましょう。

 ⑤結果の確認

今回設定したのは「1500」以上の値を「赤色」にするように設定しました。

結果は以下の通り、1500以上の値が赤色になりました。

 ⑥条件付き書式の解除

セルの条件付き書式はセルに設定するものなので、表を新しく作り変えたとしても有効になります。条件付き書式を解除したい場合はもう一度リボンの「ホーム」タブから「条件付き書式」を選びましょう、選択メニューの中から「ルールのクリア」、「選択したセルからルールをクリア」を選びましょう。

 「シート全体からルールをクリア」を選んでもよいのですが、これはシートにあるすべての条件付き書式を削除してしまうので、会社で共有で使用しているファイルなどで、消してもよいかわからない条件付き書式が入っている場合は「選択したセルからルールをクリア」の方が無難です。

 ⑦解除の確認

「条件付き書式」が解除されて元に戻りました。

数字を入力すると勝手に文字の色が変わるや、セルに塗りつぶしがされるなどは「条件付き書式」が設定されているかもしれないので、確認してみましょう!

 表の特定の値以上の色を自動で変えたい(解除も)【セルの書式設定:ユーザー定義】

特定の値以上の色を自動で変えたい方法の2つ目として「ユーザー定義の設定」を解説していきます。

ユーザ定義を設定する方法は以下の

説明項目

①セルの書式設定からユーザ定義を選び設定

②結果の確認

③ユーザー定義の解除

④解除の確認

という4項目で解説していきます。

 ①セルの書式設定からユーザ定義を選び設定

セルの書式設定をしたい表のセル範囲を選択し、セルの書式設定を開きます。

セルの書式設定から「表示方法」から「ユーザー定義」を選び、「種類」の欄に

[][>=1500];[][<1500]

と入力し、「OK」をクリックします。

 ②結果の確認

1500以上の数字が赤色になりました。

今回行った「ユーザー定義」を解説しますと、

ユーザー定義では「IF関数」のような使い方をすることができます。

「第一の条件;第二の条件;それ以外の条件」

のように条件を作ることができます。

ルールとして条件は[ ]で囲い、条件と条件「;」で区切るがあります。

なので、

[][>=1500];[][<1500]

[1500以上は赤][1500未満は黒]

という設定になります。

 ③ユーザー定義の解除

ユーザー定義の解除方法は、先ほどのユーザー定義を設定したセルを範囲選択し、もう一度、セルの書式設定を行います。今回は数字が入っている表なので、「数値」を選択し、「OK」をクリックしましょう。

 ④解除の確認

「ユーザー定義」が解除されて、もとの状態にもどりました。


 表の特定の値以上の色を自動で変えたい(解除も)【便利マクロ】

表から特定の数値以上の色を変えるマクロを設定するには以下の

説明項目

①コードをコピペ

②コードの実行

③数値を入力

④結果の出力

⑤コードの解説

⑥色付きの解除

⑥解除の確認

6項目で解説していきます。。

 ①コードをコピペ

VBAのコードを標準モジュールのコードウィンドウにコピペしましょう。

コードは以下になります。

VBAのコード

Sub 特定の数字以上の色を変える()

Dim VAL As Long

VAL = InputBox("数値を入力してください")

For Each I In Selection

If I.Value > VAL Then

I.Font.Color = RGB(255, 0, 0)

End If

Next

End Sub

②コードの実行

VBAのコードを「実行」タブ→「Sub/ユーザーフォームの実行」を選択していき実行してみましょう。

③数値を入力

どの値以上の色を変えるか、数字を入力するインプットボックスが開かれるので数字を入力しましょう。今回は1500と入力し、OKをクリックします。

 ④結果の出力

VBAのコードが実行されて、1500以上の数字が赤色に変りました。

 ⑤コードの解説

特定の数字以上の値の色を変えるマクロのコードを解説していきます。

VBAコードの解説

 Sub 特定の数字以上の色を変える()

マクロのタイトルです。(これで表示されます)

Dim VAL As Long

変数「VAL」を宣言しています。

VAL = InputBox("数値を入力してください")

インプットボックスを表示させ、任意の値を変数「VAL」に代入せよ。

For Each I In Selection

For Each分を使って、選択したセルを一個づつピックアップしていきます。

If I.Value > VAL Then

もし、「VAL」の値より大きければ、

I.Font.Color = RGB(255, 0, 0)

フォントの色を赤にせよ

End If

条件分岐の終了

Next

For文の終了

End Sub

コードの終了

 となっています。

InputBoxはユーザーから任意の値を取得するのに便利なVBA関数です。

For EachステートメントはFor Each 〇〇 In △△ で定義した範囲を順に抜き出していくステートメント(構文)です。

If 〇〇 Then は条件分岐を行うステートメントです。

 ⑥色付きの解除

VBAで赤色にした文字は、「ホーム」タブにある「フォントの色」で元に戻すことができます。黒に戻してみましょう。

 ⑥解除の確認

フォントの色が黒になり元に戻りました。

 まとめ 表で任意の値以上の色を自動で変えたい(解除も)件【自動色付け】

 この記事ではエクセルの表で特定の値以上に色を付けて識別したい時の方法、解除の方法について解説していきました。

特定の値以上に色を付ける方法は①条件付き書式を設定、②セルの書式設定のユーザー定義で設定、③便利マクロがありました。

会社で複数のユーザーが共有するファイルで入力すると、勝手に色が付いてしまう場合にも、条件付き書式やユーザー定義が設定されていることが多いので、同様に解除しましょう。

他にも「条件付き書式を使って日にちごとに線を引く方法」や

エクセルやGoogleスプレッドシートでユーザー定義書式を使ってプラスを青、マイナスを赤にする方法」も解説していますので併せて確認してみてください。

  本記事でエクセルの問題が解決して、業務の効率化ができれば幸いです。

koneka1208

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エクセル好きの窓際会社員です。 エクセルの操作法や日々の会社で得た知見などを発信していきます。 よろしくお願いします。

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