エクセルで数式以外を一括削除したいときのテクニックを徹底解説【ジャンプ機能】

 

会社では、前月のエクセルファイルをコピーして今月分として使用することがよくあります。

そんな時に、前月の表から、不要なデータを削除したいのですが、不用意に全部を削除してしまうと、「数式」が入っているセルまで削除してしまいます。

かといって、一つ一つのセルを数式が入っているのか確認しながら削除していくのは非常に効率が悪いです。

この記事ではそんなときに一括で数式以外のセルや数式の入ったセルを選択できる方法の解説を行います。

方法としては 

方法

・ジャンプ機能 

を使いましょう。

数式を除いたセルや、数式の入ったセルのみを一括で選択することができます。

サンプルを見ながら解説していきます。 

【表から削除】表から数式以外を一括で削除したい時の方法【ジャンプ】

生産量や在庫数の表が入ったサンプルがあります。この表の数式以外のセルを一括選択し、削除していきましょう。

手順としては

解説手順

①範囲選択・

②リボンからジャンプを選択

③ジャンプオプションを起動

④ジャンプオプションのメニュー設定

⑤ジャンプの結果

⑥削除

の6ステップで進めていきます。 

①範囲選択

まずは表の削除したい部分を範囲選択しましょう。

②リボンからジャンプを選択

リボンにある「ホーム」から「検索と選択」をクリックし、表示されるメニューから「ジャンプ」を選択します。

（Ctrl + G のショートカットでもジャンプダイアログを表示させることができます。）

③ジャンプオプションを起動

移動先のダイアログが表示されるので、「セル選択」をクリックします。

 

④ジャンプオプションのメニュー設定

「選択オプション」が開かれるので、その中から、「定数」にチェックをいれて、「OK」をクリックします。 

⑤ジャンプの結果

数式ではない「定数」が格納されているセルが選択されます。

削除したい場合はDeleteキーを押しましょう。

 ⑥削除

表の数式以外が削除されました。

数式は「今月在庫数」のみに入っていました。

【エクセル】表から数式のセルのみを一括選択したいの件【数式のみ】

上記では「数式以外」のセルを一括で選択しましたが、今度は「数式の入ったセル」のみを選択してみましょう。

先ほどと同様にリボンにある「ホーム」から「検索と選択」をクリックし、表示されるメニューから「ジャンプ」を選択します。

（Ctrl + G のショートカットでもジャンプダイアログを表示させることができます。）

表示される選択オプションの中から、今度は「数式」にチェックを入れてOKをクリックしましょう。

 今度は表の数式の入ったセルのみが選択されました。

表の数式の入った部分の色を変えておくなどすると分かりやすいですね。

まとめ　【エクセル】表から数式以外を一括削除したい・数式のセルのみを一括選択したいの件【数式以外】

この記事ではそんなときに一括で数式以外のセルや数式の入ったセルを選択できる方法の解説を行いました。方法としては「ジャンプ機能」があります。

ジャンプ機能を使いこなせば、一括でいろいろなセルを選択することができるので非常に便利です。 

他にも「オートシェイプ（図）を一括で削除する方法」の解説もしているのでよかったら見てください。

便利な機能を使いこなしてどんどん効率化させていきましょう。